渡りたくなる島 鹿児島県長島町
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⚠緊急

町長あいさつ

  このたびの町長選挙におきまして、引き続き5期目の町政を担うことになりました。誠に光栄に存じますとともに、改めてその重さをかみしめ、身の引き締まる思いでございます。
  町民の皆さまがたからいただきました信頼と期待にお応えするために、誠心誠意、全力を尽くしてまいる所存でございます。
  さて、私は平成18年の合併後、初代町長に就任し、新「長島町」の礎を築くために、「夢と活力がある福祉の充実したまちづくり」を政策目標に取り組んでまいりました。
  皆さまがたがご承知のとおり、長島町は今年で合併17年目を迎えました。これまでに、福祉事務所設置をスタートに、子育て支援では、小・中学生の給食費無償化、ブリ奨学金制度の創設など、行政改革では、道路管理をはじめ、入会林野事業の権限移譲など、全国モデルを展開してまいりました。
  また、地方創生の先駆けとなった、国からの人材支援受け入れもそのひとつであります。
  さらに、フラワーロードの整備やイベントの開催による交流人口の増加、公共事業の積極的な導入による社会資本の整備、農業・漁業など産業の振興、チャレンジ事業や太陽光補助金などによる集落を応援する事業など、さまざまな施策を進めており、確かな手ごたえを感じているところであります。
  一方、社会経済情勢は大きな変革のときを迎えており、少子高齢化は急速に進んでおります。また、コロナ禍において暗い状況が続いております。
  今後は、コロナ禍の痛みの解決に努力し、ウィズコロナやアフターコロナ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みなどを進め、地方創生への工夫をこらした事業を構築し、展開してまいります。
  結果、「住民の皆さまが満足できるまちづくり」に努力いたします。
  私は、今回の選挙でも、政策目標であります、子どもたちにはわくわくするような「夢を」、働く世代のかたがたにはいきいきとした「活力」を、社会的弱者やお年寄り、子育て世代には、一人ひとりを大切にする「福祉の充実」を掲げ、長期政権の実績と安定が評価され、無投票という信託をいただいたと思い、新たな責任の重大さを感じております。
  終始一貫、職員と一体となって、町民と約束してまいりましたのは、1.笑顔でスピード感が持てること、2.できない理由でなく、できる方法を、3.知恵を出し、汗を出す、4.随所でトップとしての実行が過去16年の成果だと思います。
  おかげさまで、旧町間の格差是正、公平、公正な人事、公共事業の透明化、財政の安定が図られたものと考えております。
  唯一、心残りなのは宿泊施設対策であり、与えられた期間、全力で対応してまいります。
  温故知新、時代に即した政策として、安心安全な町、近きもの喜び遠くより来る町、再生エネルギーの活用、獅子島振興などにも積極的に取り組んでまいります。
  町政の発展は、町民の絆に尽きると思います。職員が一致団結することはもとより、町民の皆さま、議会の皆さまとの協調、協力体制が不可欠であると思っております。
  より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願いいたしまして、就任のあいさつとさせていただきます。

令和4年4月23日 長島町長 川添 健