緊急情報はございません。
2月中旬から3月にかけて、行人岳山頂付近ではツルの北帰行を見ることができます。ツルにとって行人岳周辺は、上昇気流をつかむ絶好のポイントとなっています。出水方面から徐々に高度を上げながら近づいてくるマナヅルとナベヅルの群れは、山頂付近で上昇気流をつかむと、旋回をはじめ一気に上昇し、一路繁殖地のシベリアへ飛び立っていきます。
北帰行は天候に左右されることから、毎日見られるわけではありません。週に1度、2週間に1度ということもあります。毎年行人岳へ通う常連客は「北帰行には快晴で北東の微風、午前8時から正午までが最高の条件です」と話します。
令和4年度は、2月1日から3月31日までの期間に、10,074羽のツルの北帰行があり、本町の行人岳山頂付近では愛好者らがその姿を一目見ようと大勢訪れました。(北帰行は天候に左右されることから、毎日見られるわけではありません。週に1度、2週間に1度ということもあります)。 北帰行に関する情報は、鹿児島県出水市のホームページ内にある「ツル博物館クレインパークいずみ」に随時掲載されています。