渡りたくなる島 鹿児島県長島町
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温州みかん発祥の地(町)

所在地:鷹巣489

温州みかんの由来について

元台北帝大教授の田中長三郎博士は綿密な古書の探索と広範な実地踏査から、次のような根拠により我が国における温州みかんの栽培が長島に発したと推理されました。

  • 神田玄泉の著書に「大仲島-名唐蜜柑、支那より肥後仲島輸入せるによりこの名ある」と記してあること
  • 九州地方において温州みかんを仲島みかんと呼ぶこと ・中国各地を実地踏査したが温州みかんが存在しなかったこと
  • 仲島は今の長島で遣唐使の通行に関係があったこと

これらのことから、田中博士は「温州みかんは中国黄岩県から天台宗の僧が長島にもたらした早キツ、マンキツからの偶発実生と思われる」と述べています。このような田中博士の所説をさらに証明づけたのは、昭和11年垂水果樹試験場の岡田康男氏の発見になる古木である。 樹齢300年と推定したこの木は鷹巣の山崎氏の宅地内にあり樹周180センチ、樹高7メートル、樹幅27メートルの巨木であったが太平洋戦争中に枯死しました。 現在地の温州みかんは原木から採穂して接木した4代目の原木で樹齢3年です。

NHKテレビ番組「面白ゼミナール」で鈴木健二氏が温州みかんの発祥の地は「鹿児島県の長島の鷹巣である」と紹介しました。

温州みかん発祥の地