渡りたくなる島 鹿児島県長島町
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長島町脱炭素化推進協議会(開催報告)

長島町脱炭素化推進協議会

第1回協議会(開催報告)

日 時 :令和 5 年 9月27日(水)13:30~15:00
場 所 :長島町開発総合センター3階大会議室
開催形式:対面
出席者:委員 20名(欠席3名)  アドバイザー 1名  事務局 7名

【概要】

・町長挨拶

・委嘱状交付

・委員紹介

・会長、副会長選任

会長   副町長  長岡 勇二
副会長  総務課長 村上 繁己

議事
(1) 本協議会開催の背景と目的について
(2) 地球温暖化とその動向について
(3)長島町の温室効果ガス排出量の現状について
(1)~(3)について、提示資料「令和5年度 長島町脱炭素化推進協議会_第1回協議会 資料」を事務局より説明。
(4)質疑応答と意見交換
<主な意見>
・運輸部門の一番大きなターゲットはどこになるのか。運輸部門のどこの排出量が大きいのか、全体排出量が大きいのかどうかがわからないとの質疑に、運輸部門は貨物の自動車保有台数で算出している。
全体排出量が大きいのかどうかについては、今後、規模感の参考になるような資料を用意すると回答。
・2020年の全体排出量をいくつまで下げようとしているのかがわからないの質疑に、今後、どのくらいまで下げる必要があるのかについては、2030年、2050年の目標として次回の協議会で提示させていただく。今回の資料は現在の状況  となる。また国が定めている算出方法ではFITを利用している場合は、太陽光も風力も長島町の二酸化炭素排出削減の算出数値にはカウントされないため、町としてはさらに脱炭素を進めていく必要があると回答。
・排出量の大きな都市部、例えば東京とかではゼロにしようとしているのか。また鹿児島県はどうなのかの質疑に全国のかなり多くの自治体で、1000以上の自治体が2050年ゼロの宣言をしている脱炭素化を目指していると回答。
・長島町は各家庭で2~3台の車を持っている。その家庭で持つ車の保有台数はどこに含まれるのかの質疑に、家庭で保有している自動車は旅客に含まれている。旅客には家庭で保有している自家用車やバスなどの公共交通やタクシーなどが含まれる。貨物は事業用の自動車、運送系の自動車などとなると回答。
・太陽光発電廃棄後の太陽光パネルの処分が個人として不安であるが、実情はどうなっているのかの質疑に、処分時の対策は国が実施しており、太陽光パネルの処理費も業者から徴収積立される。リサイクル技術も進んでると回答。
・二酸化炭素排出量が計算されている産業部門や農業分野などを減らしていこうというのはわかるが、マイナスになる吸収にあたるものは森林吸収量以外に何があるのかの質疑に、森林吸収量に加えて、都市の緑化活動による削減やJクレジットの活用なども考えられると回答。
・最終目標年度は2030年、2050年と長期の計画となるが、進捗管理や達成度の効果測定はどのように実施するのか。計画を作ることも大事だが、継続していくことはさらに重要。マネジメントはどのようにするのかの質疑に、具体的な指標などを素案として出させていただく。できるだけモニタリングしやすい指標を検討して設定するようにすると回答。
・耕作放棄地は森林吸収量の数値に含まれるのかとの質疑に、森林簿の更新時に畑が既に山になっている場合は山でカウントされるため森林の中に含まれていると回答。
・2020年の排出量は鹿児島県が出した数字を使っているのかの質疑に、業務の中で調査した長島町の排出量の結果となるが、推計が困難のものは国県のデータを按分して推計していると回答。
・杉は10~20年が最も吸収してくれるというデータがある。杉の年数別に把握はできているのかの質疑に、人工林については杉、檜、松、ほかの種類、面積、年数が森林簿に掲載されている。また、整備した場合としない場合でこのような数値になるという推計のデータを出していきたいと回答。
・森林の更新や、カーボンクレジット、EV化推進、LED化などそれぞれが出来ることを考え、意見を出していただき、計画に反映していきたい。