水平リサイクルに関する協定締結

長島町は、サントリーグループと使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる水平リサイクルに協働で取り組むため、令和6年7月22日(月曜日)サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社、サントリーホールディングス株式会社)と「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました。
この協定により、令和7年4月以降、住民から資源物として分別・排出されたペットボトルは町が回収、サントリーへ全量引き渡し、粉砕・洗浄・除染などの処理工程を経て再原料化し、新たなペットボトルとして生まれ変わります。

 

 

協定によるメリット

従来のペットボトルの主なリサイクル先は、衣類の繊維や食品トレイなどに再生利用されていました。一度、ペットボトル以外の物に再生利用されると、ペットボトルに戻ることはできず、最終的に焼却処分をおこなうこととなり、数回でリサイクルの輪がとぎれてしまっていました。サントリーグループとおこなう水平リサイクルでは、新たな化石由来原料を必要とせず、全てのペットボトルを100%新たなペットボトルとして何度でも再生することができ、化石由来原料から新たにペットボトルを製造する場合と比べ、CO2 の排出量を約60%削減することができるなど循環型社会を目指すために適した方法となっています。

今回の協定により、町民のみなさまとしては、従来どおりの分別排出で日常的に脱炭素に資する活動に参画できるようになります。
資源ごみとして出していただいた使用済みペットボトルは、すべてサントリー製品のペットボトルとなって、繰り返し使用されます。

ペットボトルの分別にご協力ください

  • 「ボトルtoボトル」によって100%新たなペットボトルに生まれ変わるためには、家庭から排出するペットボトルをきれいな状態にして出していただくことが不可欠となります。
  • ペットボトルの資源ごみとしての出しかたに変更はありませんので、ラベルとキャップを外し、ボトルをすすいでから資源ごみとしてリサイクルステーションに出してください。
ペットボトルの分別の仕方